11/05

ユーロ圏経済成長を下方修正(欧州委員会)

<回復は弱いどころか脆弱>

 日銀のサプライズ緩和で異常に沸いた世界の株式市場ですが、冷静になると10月の世界の株式市場下落のきっかけになったユーロ圏経済の下振れ懸念が一向に収まっていません。
 欧州委員会はユーロ圏の経済成長見通しを下方修正しました。それによると今年は0.8%増と春の時点の見通しに比べて0.4%減、来年の見通しは1.1%増とこれは春の見通しに比べて0.6%の下方修正です。中でもイタリアの下方修正はひどく、今年はイタリア0.4%のマイナス成長に陥るとしています。
 これを映すかのように先日行われたECBによる域内銀行のストレステストでもイタリアの銀行の資本不足は大きく指摘されました。資本不足を指摘された額のおよそ半分がイタリアの銀行でした。
 ECBはデフレ対策に取り組んでいますが、ドラギ総裁の足元のイタリア経済が低迷では政策もおぼつきません。

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