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三井住友ファイナンシャル 国債大量売却

保有額20.7兆円から11.5兆円に

 都銀の国債売却が止まりません。先日、三井住友、みずほ、三菱UFJの国債保有額が揃って2割減ったことが報道されましたが、本日の報道では三井住友ファイナンシャルは国債の保有額が3月末の20.7兆円から6月末の11.5兆円まで半減したということです。先日の報道が2割減だったのに、本日の報道では5割減にまで膨らんでいることは驚きです。今回、まずは三井住友が先行して国債売却に動きました、ついでみずほ、そしてついに三菱UFJまでも売却に動いたわけです、その売りは全て日銀が肩代わりしたと思えばいいでしょう。三井住友の国債保有額が20.7兆円でしたが、三菱UFJは国内最大の保有者で約48兆円の国債を保有していました、このうち2割の売却は報道されましたが、残りも三井住友と同じように売却してくる可能性が高いでしょう。明らかにインフレに備えた準備は目立たずに大胆に進められています。ひっそりと大きなニュースにしないようにして、日本のメガバンクの国債売却は進められているのです。
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