1-3月期のGDPが発表になりましたが前期比で年率3.5％増となり2期連続プラスとなりました。個人消費の堅調さが目立ちます。明らかにアベノミクス効果で個人の消費マインドが盛り上がってきたものと思います。個人消費はGDPの6割を占めますが今回0.9％増となってGDPの拡大に大きく寄与しました。重要になってくるのは4-6月期のGDPです。これは4-6月期の数字で来年の消費税の引き上げが決定されるからです。今の状態ですと4-6月期のGDPもプラスになるのは確実と思われます。そういう意味では7月の選挙の自民党圧勝の方向に進んでいくことでしょう。選挙が終わると一気に積年の課題に手を付ける形となります。今のアベノミクスのお祭りムードは円安の進行とインフレの到来と共に7月を過ぎると一変する可能性が高いでしょう。