金相場が冴えない動きです。国内の金価格は堅調ですがこれは円安によるものです。国際的な金価格は6ヶ月ぶりの安値となり、1トロイオンス1600ドルを一時的に割れました。そしてここで投資家ジョージ・ソロスの金大量売却が報道されたのです。ソロスはSPDRゴールドの持ち分を半分以下に減らしたということです。おそらく1600ドル台で大量の売却を行ったものと思います。一方でソロスは今回の円売りで930億円もの巨額の利益を出してきているというわけで、必要以上に注目が集まるところです。確かに金相場はまだしばらくもみ合い状態かもしれません。ソロスの投資のように円売り、日本株買いがしばらくはヘッジファンドをはじめとした投機筋の投資パターンでしょう。