02/08

株式市場 売り続ける国内投資家

外国人買い越し 1月 1兆2379億円

 日本の株式市場の外国人買い、国内投資家の売りの構図が一向に変わりません。外国人投資家は昨年12月に続き今年1月も1兆円以上買い越して、この直近の12週間で3兆3402億円の買い越しとなりました。一方で売り続けているのが国内の機関投資家や個人投資家です、年金運用する信託銀行は15週連続の売り越し、もちろん生損保もそれ以上の売り越し、個人投資家は投機的な取引である信用取引を除いた現物の取引では年金資金と同じようにこの相場が始まってから売り一辺倒です。こうして日本の投資家のほとんどはこれから来るインフレ時代に暴落する日本国債を保有するだけとなるのです。そしていずれ日本国債をたたき売り、株のとんでもない高値を買いにいくことになるでしょう。<赤信号みんなで渡れば怖くない>というわけですが、殺到するインフレの嵐に全員吹き飛ばされる運命です。
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