02/01

国内勢 株売り続く

生損保は20週連続売り越し

 世界的に株式市場が高騰してきていて、債券から株への流れが大きく出てきています。その中で日本株も11月から28%の上昇となっていますが、この原動力は外国人投資家のみです。わずかに日本の個人投資家の信用取引による買い越しがあるだけで、あとは国内の投資家はほとんど売り越しです。中でもひどいのは生損保で20週連続で売り越しでその額は4649億円、年金を運用する信託銀行の売り越しは同じく14週連続で1兆2743億円です。外人筋の2兆7000億円の買い付けに対して売り向かっています。そしてこの売却した資金でせっせと日本国債を購入している模様です。こうして日本人のほとんどの資産は最も儲からず、暴落の危険性が高い国債へと誘導されていくのです。誰も意識しませんが日本人の大半の資産は確実に目減りしていくのです。
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