国債利払い費急増へ!
国債残高増加で利払い費が増加局面に
日本は1000兆円を超える借金がありながら、利払いが10兆円以下に抑えられていました。これはひとえに借り換えした時の金利が下がっていたということがあります。
例えば、1990年台の5%台の国債に対して、償還が来れば1%の金利の新しい国債への乗り換えになり、利払いが5分の1に減るわけです。
しかしこのような金利低下局面は過ぎ、これからは大量の国債償還が低金利から低金利への乗り換えということで、一気に利払いが増えていく局面になってきました。
今後1%の金利が続いたとして利払いは鋭角的に増えるのです。
財務省の試算でも2016年度には利払いが15兆円を超えるということです。
ということは安倍政権の目標であるインフレ目標2%を達成すると利払いが30兆円になるということです。
税収43兆円です!!
これで国債が暴落しないということがあり得るのでしょうか?
巷の楽観論はどうしても理解できません。