景気悪化を示す指標ばかり目につきますが、本日発表になった9月の自動車販売は前年同月比1％減ということで、8月の9％減から大幅縮小しました。とりあえず自動車販売の低下傾向が止まるかどうか気にかかるところです。
　昨日発表になった8月の実質の個人消費支出は前年同月比4.7％減、特に耐久消費財の代表である車の販売には懸念が持たれることでした。
　しかし内容をみると、各社が新車攻勢をかけたようで、新車の販売効果が8月に比べて9月の好調な結果につながったようです。新車効果が薄れる10月の販売はどうなるか、まだ自動車販売の低下が終わったと判断するのは早計かもしれません。