06/13

日銀<実質国債引き受け>拡大中

直近発行債の53%を取得

 日銀の実質的な国債の引き受けが急ピッチで拡大しています。
 今日の日経新聞によりますと、国債の333回債、これは3月20日に新たに発行になった直近の10年物国債ですが、日銀はこれをすでに53%も取得しているというのです。
 以前は日銀は発行して1年以内の国債を購入することはありませんでした。国債引き受けと実質変わらないからです。
 ところが今ではそんな規律は消えました。国債を怒涛のように購入してマネーの貨幣化を加速させ、インフレ誘導です。
 ここまで直近に発行された国債を購入しているという事実は、日本では実質国債引き受けが白昼堂々と行われているとみるべきです。
 日銀が追加緩和しなくてもこの状態です。いずれ止まらないインフレが生じるのは必至と思うしかありません。
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