05/28

金相場 3か月半ぶりの安値

1トロイオンス 1265ドル

 金相場が冴えません。ニューヨーク市場では1トロイオンス1265ドル、一時は1264ドルまで入り3か月半ぶりの安値となりました。東京市場でも1グラム4150円と昨日より71円安い水準です。やはりニューヨークでは株式市場が好調で金市場から株式市場へと資金が流れているようです。注目されるウクライナ情勢ですが、新政権の強硬な姿勢で死者が多数でたものの、情勢は今後落ち着いていくという見方が多いようです。金相場も今年年初は1トロイオンス1250ドル程度でしたが、ウクライナ情勢の緊迫化とロシアによるクリミア併合で緊張が激化していました、それに相応するように金相場も上昇していきました。しかし今回の大統領選の終了、並びに新政権の強硬策により今後ウクライナ情勢は落ち着いてくるという見方も増えているようです、それと共に世界的に株価が堅調ということで金から株へと資金が流れる傾向が強まってきたものと思います。この流れはまだ続いていくと思われます。
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