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CDS取引に見るインサイダー情報の影?
フランス国債格下げ
19日、ムーディーズはフランス国債をAa1として最上級のAaaから1段階引き下げました。この決定を受けてフランス国債のCDSは若干上昇、更に利回り0.05%ほど上昇しました。一般的に考えればフランス国債の格付けに対しては今年1月にS&Pが格下げしているので、驚異的な驚きはなかったものの、市場はまさかこの段階でフランス国債の格下げはないと思っていたので、衝撃を受けました。ところがこの衝撃的なムーディーズによるフランス国債の初めての格下げなのですが、情報が洩れていた可能性が高いと思うしかありません。それが当ホームページで毎日出しているフランス国債のCDSの値の推移に表れています。フランス国債のCDSは10/24から11/13まで67ポイントから73ポイントの間の往来相場で大きな動きはなかったのです。ところがこの数値が11/14になっていきなり18ポイントも上げ(1日で40%近い上昇)89ポイントになりました、私もこの原因を調査しましたが一向にわかりませんでした。ところが19日になっていきなりムーディズが突如のフランス国債の初の格下げです。なるほどこれだったのか! と納得がいったというわけです。このように市場というものには目に見えない本当の情報が隠されて、巧みに動くことが多々あるのです。市場の不思議な変化、隠れた真実に注意してください。