03/19
キプロス問題終息へ
EUの強気戦略の勝利か
キプロス問題が意外に早く終息に向かいそうです。これはEU当局の強い意志を示したのが勝因と思います。これからキプロスで今回の預金カットに対しての議会の採決があるわけですが、仮に議会が預金カットの案を否決しようものなら、EUはキプロスへの融資を行うことをやめることでしょう。そうなればキプロスの銀行は完全に破たんすることになりますが、ギリシアと違ってキプロスはユーロ圏のGDP0.2%に過ぎないわけですからEU当局はキプロスを見捨てることでしょう。そうしても影響は大きくないという判断があるものと思います。キプロスとしては生き残りのために預金カットを飲むしかなく、その結果大きな損失を被るのはロシアの投資家だけという構図です。さすがにEU当局はしたたかです。