03/19
<預金課税は危険>プーチンロシア大統領
プーチン大統領 キプロス問題でEUを非難
キプロス情勢が混乱してユーロ安になっていますが、ここまでの推移をみるとそれほど懸念する必要はないと思います。というのも元々キプロスの金融機関には問題があったわけですが、主にロシア系の資金がマネーロンダリングも含めて大量に流入していたわけです。キプロスの銀行の総資産はキプロスのGDPの8倍に達するという有様でここで危機が起きたわけですからとてもキプロス政府の手に負えるものではありません。そうは言ってもキプロスを金融支援すれば間接的にロシアの資金を助けることになります。このため今回の措置によってロシア系の資金を助けることなく、ユーロ圏の金融システムは維持させようという方針です。私は今回の案はかなりうまいと思います。今後キプロスは小口預金は保護して10万ユーロ以上の大口預金者だけに15%の税金(預金カット)を課すという措置を取るのではないでしょうか。こうすれば主に損失を被るのはロシアの大口投資家だけであって、ユーロ圏全体に損失が拡大することはないというわけです。おそらく大きな混乱もなくEU当局の思惑通りに展開しそうな気がします。