03/25
キプロス問題 ロシア側の思惑
大口預金者は預金の大幅カット
キプロスの問題は大口預金者の預金が大幅にカットされることでユーロ圏とキプロス側の合意がなされたようです。大口預金者の大半はロシアからの資金です。では何故ロシア側はこの資金を救済しないのでしょうか? 実はキプロスに入っているロシアの資金はロシアの新興財閥(オリガルヒ)の資金が多いのです。これらの資金はプーチン政権側と対立関係にある資金もあります。新興財閥としては政権側との対立で、何かが起きた時に資金を没収されるというリスクも抱えています。ロシア国内においておけば、超法規的な措置によって政権側に資金を奪われる可能性もありました。新興財閥としてはそういう保険の意味でキプロスに資金を逃がしていたという事情もあったのです。ロシア政府としては一般国民の資金が影響を受けるわけではありませんので敢えてキプロスに対しての救済資金の提供はしなかったというわけです。