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日銀の責任で物価目標を達成する 黒田新総裁
衆院財務金融委員会
黒田新総裁を迎える新しい日銀の方針は大まかには今までに報道されている通りになると思われます。まずは今までは3年以内の満期までの国債を購入していたのを5年以上の長期の国債にまで広げていく、こうすると長期、短期の国債が各々買われることになるので、各々の金利の低下が同じようになる、いわゆる長期、短期の金利差が今までと同じく大きく開かないようになる、というわけでこれは専門的にはイールドカーブのフラット化と言います。黒田新総裁はイールドカーブをフラット化するとともに全体の金利低下、要は長期の金利も短期の金利も更に下げるように、金融の緩和を量、質ともに行っていくという姿勢です。今まで腰が引けていた日銀の姿勢と違って、大きく踏み出していますが、一方で恐れを知らぬ怖さを感じます。黒田新総裁の姿勢を好感して債券市場は上昇、10年物国債金利は既報にように0.53%まで低下していますが、先ほど書いたように常軌を逸しています。大きな反動が出ることは必至です、市場が黒田新総裁にあやゆる意味で期待しすぎている感じがします。まるでスーパーマンを迎えたように債券市場は好感していますが、限界を知った時の反動は恐ろしいことになるでしょう。