05/02
FRB 量的緩和政策は縮小あるいは拡大?
バーナンキ議長 巧みな言い回し
FOMCは予想通りで大きなニュースはありませんでした。その中で注目されたのが、FRBは今後の経済情勢に応じて、債券購入、いわゆる量的緩和政策について、<拡大あるいは縮小する>と発言したことです。
現状の焦点はいつFRBが量的緩和政策をやめて、引き締めに入るのか、という時期が市場の関心だったわけです。ところが今回の声明で量的緩和政策について、縮小という表現だけでなく、場合によっては<拡大する>という表現を用いたのです。
市場関係者はこの表現は全く予期していなかったと思います。
あれだけの量的緩和政策を発表して毎月850億ドル、日本円にしておよそ8兆5000億円ずつの債券(米国債と米住宅担保ローン証券)を購入しているわけですからまさか、これ以上の拡大があるとは考えていなかったのです。
ところが今回この拡大という一文字を入れたことで、景気動向によっては拡大、縮小どちらもあり得るというスタンスを見せたことによって市場に対して、今後の政策が中立的であることを認識させようとしています。現状ではこれ以上の緩和はあり得ないと思いますが、あえてそこに言及するところがうまいところです。
こうして、まだ米経済は楽観してはならないと思わせ、量的緩和政策の早期解除の見方を遠ざけたわけです。



現状の焦点はいつFRBが量的緩和政策をやめて、引き締めに入るのか、という時期が市場の関心だったわけです。ところが今回の声明で量的緩和政策について、縮小という表現だけでなく、場合によっては<拡大する>という表現を用いたのです。
市場関係者はこの表現は全く予期していなかったと思います。
あれだけの量的緩和政策を発表して毎月850億ドル、日本円にしておよそ8兆5000億円ずつの債券(米国債と米住宅担保ローン証券)を購入しているわけですからまさか、これ以上の拡大があるとは考えていなかったのです。
ところが今回この拡大という一文字を入れたことで、景気動向によっては拡大、縮小どちらもあり得るというスタンスを見せたことによって市場に対して、今後の政策が中立的であることを認識させようとしています。現状ではこれ以上の緩和はあり得ないと思いますが、あえてそこに言及するところがうまいところです。
こうして、まだ米経済は楽観してはならないと思わせ、量的緩和政策の早期解除の見方を遠ざけたわけです。