06/13
世銀 世界の経済成長見通しを下方修正
新興国は予想以上の減速
世銀が世界の経済成長見通しを下方修正しました。特に新興国の減速が予想以上ということです。もちろんユーロ圏の景気後退も深刻化していると指摘しています。日本と米国については大規模な金融緩和によって成長率を従来予想よりも上方修正しました。問題は米国から発せられている金融緩和観測の終了懸念です。これによって世界のマネーの動きがダイナミックに変化し、結果的に急速に新興国からの資金の逃避が目立ってきています。ブラジルやタイやインドなどの通貨が下落してきていて、国債の利回りも上昇機運です。この流れが更に加速していくと新興国では思わぬ金利上昇という波が襲うことになることもあり得ます。現在の世界経済は金融面の動きに多分に左右される傾向があります。こうして米国の政策転換が米国のみならず世界的な金融市場の混乱を引き起こす可能性もあります。