06/12
ブラジル株式市場 底割れ
2011年8月以来の50000ポイント割れ
ブラジルの株式市場が底割れ状況となってきました。代表指数であるボベスパ指数は1年10か月ぶりの50000ポイント割れです。ワールドカップやオリンピック開催をはやして一時は経済の飛躍的な成長が期待されていましたが、現状は一変して厳しいようです。特に問題はインフレの目が出てきて経済政策が難しくなってきたことです。昨年から金利を断続的に引き下げてきたものの、インフレ警戒から政策を一変、4月には1年9か月ぶりに利上げに踏み切りました。しかし公共料金の値上げや通貨安からくる輸入物価の上昇からインフレが収まらない状況です。そしてついにボベスパ指数は50000ポイント割れとなりました。世界的に株価が上昇していることを考えるとブラジルの事態は深刻です。このブラジル、中国、インド、ロシアなどBRICS諸国は何処も株価が思わしくなく、経済の先行きも従来の予想よりも深刻化しそうです。まだ大きなニュースにはなってきませんが、中国など思わぬ混乱が生じる可能性もあるのでBRICS諸国全て要注意です。