06/19
貿易赤字 5月として過去最大へ
円安で輸入代金膨らむ
5月の貿易赤字は9939億円となりました。昨年の5月は9079億円の赤字ですから10%近い拡大で、5月としては過去最大となりました。スマホの需要を受けて通信機の輸入増加が目立ちました。LNGなどの燃料代金も円安によって拡大しています。まだ期待されている輸出の増勢はみられません。やはり今までの円高基調で製造業の海外移転が長期に渡って行われてきましたし、スマホ関連の輸入をみてもわかるように日本の得意分野と見られてきた通信機などのハイテク製品でも新興国の進出が目立つようになってきています。今のところ日本の製造業の輸出数量は大きくは伸びていないわけで、円安によって代金が水増しされたところだけ、輸出金額が増えているのが現状です。円安効果が実際の輸出額の増加となって、いつ出てくるのでしょうか、大きな期待はできないでしょう。