06/18
インド政策金利据え置き
据え置きは4会合ぶり
インドが政策金利を据え起きました。今年に入ってから3回連続金利引き下げを行ってきましたが、今回は見送りとなりました。明らかにインフレを懸念したものと思います。というのもインドの通貨であるルピーはドルに対して安値を連日更新中、これは新興国通貨全体に言えることですが、当然物価高からのインフレ懸念が生じてくるわけです。特にインドは今年に入って5月までは通過ルピーも高かったので積極的にドル建ての債券を発行してきたわけです。今年の1-5月にかけて前年比4倍の61億ドルのドル建て債券を発行してきました。ところが5月中旬を境に急激な自国通貨安、ドル高になってしまい、急激に債務が膨らんできた形になっています。当然、金利引き下げなどはできない状況になりつつあるのです。これはインドに限ったことではありません。BRICS諸国や東南アジア諸国中心に急速な資金逃避が起こってきています。しばらくは新興国も要注意です。