06/24
金相場 資金流出止まらず
ヘッジファンド 金買い越し2月以降最大の減少
金相場からの資金流出が止まりません。かつての1980年台前半を思い起こさせる展開です。当時は米国のボルカーFRB議長が20%近い高金利政策を取ってインフレ退治に乗り出しました。この20%という金利が機能するのでしたら、金利のつかない金よりもドル投資の方が効率がいいというわけで金からドルへの資金移動が起こったわけです。現在はそれほど大規模な資金移動が起こっているわけではありませんが、一応先週末は米国債10年物の金利が2.5%まで上昇(価格低下)しました。となると仮にドルが暴落もせず、投資として有利であれば金利のつかない金よりもドルということになります。現在、世界的に見てドルへの資金回避、ドル復権が見えるわけで、このようなドル投資が機能するところが金からドルへの流れを起こしている最大の要因と思います。今年になってから金のETFから540億ドル(約5兆3000億円)の資金流出がありました。金からの資金逃避はまだ続きそうで、しばらく金相場の低迷は続くものと思います。