07/03
ユーロ 存在感低下中
外貨準備に占めるユーロの割合は減少中
通貨としてのユーロの存在感の低下が続いています。ドルの復権とは対照的にユーロの存在感低下の傾向がみられます。世界全体の外貨準備に占めるユーロの割合は2012年末時点で23.9%となり、2011年末の25.1%から低下しました。2010年からのギリシア危機をはじめとする断続的な欧州危機が影響しているものと思います。数字以上に深刻と思われるのは、実質的にユーロはスイス当局に買い支えられたと言えるからです。スイスは自国通貨のスイスフランの高騰を抑えるために対ユーロで無制限の為替介入を行ってきました、このことがスイス当局を膨大なユーロ買いに導いたという事実があります。仮にスイス当局がユーロを購入しなければどうなっていたのか? いずれにしてもドルとは違ってユーロという通貨に信頼を置くのは危険のようです。