08/19
中国株信頼失墜
2分間で指数が6%上下(先週末 光大証券誤発注)
先週末に起こった中国、上海市場の誤発注の実体が明らかになってきました。中国の光大証券では自己売買システムで誤って234億元(約3700億円)の注文を出して、そのうち72.7億元が約定したということです。この誤発注で上海市場は2分間で1%安から5.6%高まで6%以上上昇するというとんでもない状況となりました。その後の問題はこの光大証券が子会社を通じて、この高値で780億円の空売りを行ったという事実です。この誤発注は最初は光大証券の関係者だけが知っていることで、それがわかっていればいずれ暴落することはわかるわけで、それを利用して780億円も空売りしていたというのは噴飯ものの話です。光大証券側はリスクヘッジと弁明するでしょうが、一般投資家はこの取引の影響で大損をしている可能性があります。この取引について中国の当局がどのような処分を行うかわかりませんが、この事件は図らずも中国の前近代化の証券市場の実体をあらわにしたと言えるでしょう。