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中国9月も住宅価格上昇中
70都市中69都市で上昇
中国の住宅価格の上昇が止まりません。9月の住宅価格も70都市中69都市で上昇中という止まらない勢いが続いています。主要都市である北京は前年比16%、上海が17%、深セン、広州が20%の上昇となって大幅上昇です。中国全土にはゴーストタウンや人のいないマンションが膨大に建てられていますが、全国的にみると住宅価格は一向に下がりません。しかし人が入らないマンションまで値崩れせずに全国的に上昇続けるのは異常の一語でしょう。中国当局は昨年までは二つ目や三つ目の住宅を購入する場合は全て現金で購入などの規制をかけて不動産バブルの拡大を止めようとしていましたが、今年6月の金融危機から政策を転換、不動産購入の規制をやめました。これが再び不動産価格を持ち上げ、ひいては景気回復をもたらしているものと思います。明らかに異常値まできている中国各地の不動産の高騰は1980年代後半の日本のバブル期に酷似しています。中国経済は共産党の巧みな経済政策によってうまく運営されてきましたが、不動産規制をやめざるを得なかった後遺症は、やがて大きな衝撃となって中国経済に襲いかかってくることでしょう。