12/09
10月経常収支 9か月ぶりの赤字
10月貿易収支 過去最大の赤字
財務省が本日発表した国際収支統計によると、10月の経常収支は1279億円となって9か月ぶりの赤字になりました。貿易収支の赤字拡大が止まらないのが主因です。10月の貿易収支は1兆919億円の赤字で10月としては過去最大の赤字です。先月に引き続き過去最大の赤字となり、赤字の拡大傾向が定着してきました。円安に伴う燃料の輸入代金の拡大は止まりません。問題は輸出数量の伸びがないことです、円安も輸出金額の名目上の拡大に寄与しただけで、数量の拡大には寄与してきません。一方で円安ですから海外から入る所得収支は伸びていますが、貿易収支の拡大傾向に追いつかず、10月の経常収支は9ヶ月ぶりの赤字になりました。円安が更に進行すれば輸入代金の増加から貿易赤字は増え続けるし、日本の企業は海外の工場を増やしているために輸出の増加は思ったほどにはなりません。赤字の拡大傾向はゆっくり進んでいくでしょう。