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ギリシア失業率推移から見る変化
9月には上昇も若年層の失業率は低下
最近は欧州危機の話は全くと言っていいほど聞こえてきません。本日もイタリア、スペインの国債利回りが低下してリーマンショック前の水準にまで落ちてきました。まさに正常化で危機は去って行ったかのようです。ユーロ圏のお荷物であるギリシアも今年は株価が大きく上昇して経済の回復が伝えられてきました。しかしながらギリシアの失業率もみるとまだ回復とは言えません。9月の失業率は27.4%、8月の27.3%から上昇、昨年の26%からも改善していません。一方で15歳から24歳まで若者の失業率は9月は51.9%となり、8月の60.6%から劇的に低下しています。失業の質的な変化が起こってきた模様です。ギリシアの経済指標全般を見ればまだら模様ですが、このような株価の上昇、若者の失業率の低下をみると、ギリシア経済も底は脱して、やっと上向きかけてきたと言えるでしょう。