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ファニーメイが上昇率No1(1010%)
今年の米国の大型株の騰落率
今年の米国株は堅調でした。大型株(時価総額100億ドル以上)の騰落率をみると今年の米国株式市場の傾向がわかります。ナンバー1は住宅公社のファニーメイです。上昇率1010%となり、何と1年で10倍以上になりました。ファニーメイと言えば、リーマンショック後、米国政府の管理下に入り膨大な公的資金を投入され、何とか破綻を凌いできたわけです。それと共に焦げ付いた住宅担保証券は毎月FRBが400億ドルずつ購入を続けました。こうしてファニーメイの不良資産は徐々に減少、ついに膨大だった負債のほとんどを米国政府に返済したのです。こうしてファニーメイの正常化に比例して株価も上昇、今年は10倍に化けたわけです。いわばこの流れは米国経済のリーマンショックからの完全な回復を示したものでしょう。一方で騰落率が最悪で、この上げ相場の中で年間47%も下落したのは、ニューモントマイニングです。ニューモントマイニングは世界ナンバー2の金鉱会社であり、金投資関連の代表株です。今年は金相場が13年ぶりに下落、金相場は完全なる基調転換となったわけです。今年は投資の面では株式市場の一人勝ちですが、米国の大型株の騰落傾向にもはっきりとコントラストがでています。