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税収50兆円突破
一般会計95兆8823億円
来年度の予算は補正を含めると100兆円を超える規模となります。税収は2007年度以来、50兆円超えとなり、アベノミクス効果が出ています。新規国債の発行額は41.3兆円となり今年度よりも1.6兆円減ります。順調に見える国家財政ですが、あまり楽観もできないと思います。というのも来年度の予算では新規国債発行が減ったとはいえ41兆円、国家予算の43%です。国債の元利利払いの国債費は23兆円で4.6%増です。社会保障費は4.8%増で30兆円を超えました。これらが表面上消化できるのも全て日銀が毎月せっせと国債を7兆5000億円購入し続けているからです。年間90兆円もの額の国債を日銀が購入するのですから国家予算が回るのは当然です。政府は財政規律と言いますが現実には社会保障が成り立つのも日銀の国債買い付けがあるからです。日銀の輪転機をフル回転させれば、ほとんどオールマイティーで何でもできる状態です。円紙幣を無限に印刷すれば景気が一時的に良くなるのは当然です。米国では正常化に乗り出して、量的緩和縮小に入りますが、長期金利は5月の倍の水準の2.9%となりました。一方で日本は国債の利払い費の関係で金利上昇を許容できません。余りに膨大な借金をしてきてツケが来ないと思うのは虫が良すぎると思います。いずれ国内の止まらないインフレ到来は避けられないと思います。