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欧州 株価の上昇は異常ではない(ロゴフ教授)
<大成長とは言い難いが、崩壊からは大きく回復>
世界経済を見渡すと、日米欧を中心とした先進国の好調さが目立っているわけですが、その中でも特に日米は先日IMFが成長率を上方修正したように、好調さが際立っています。一方で欧州は経済の底打ちははっきりしてきましたが、まだ浮揚力は弱いです。これを見て欧州の株の上昇ピッチは速すぎるという見方も多々あります。これについてハーバード大学のロゴフ教授、かつて彼はIMFのチーフエコノミストだったわけですが、その彼は<ユーロ圏経済は低調でも株価上昇は異常ではない>と指摘しています。確かにロゴフ教授の指摘するように欧州の株の上昇は決して行き過ぎとは思えません。株価は現在の欧州のように今、現在が低迷状態であっても、一応、底打ちが確認されたのであれば、先は良くなっていくということですから、上がり始めるのも当然です。しかも欧州地域はPERなど株価指標もみても、今までの悲観的な指摘を受けて売られ過ぎていた背景があります、昨年はギリシア、スペイン、イタリアの株なども大きく上昇したわけです。若者の失業率が60%にもなる国の株価が上がり始めたということが変化の兆しを現していると思います。