03/06
年金運用 国債中心運用見直しを要請
社会保障審議会(厚生省諮問機関)
GPIF(年金積立管理運用独立法人)の年金基金の運用について、国債中心の運用から株式のウエートを高めるように答申がでてきています。アベノミクスに基づき、日本はデフレからインフレに移行させるわけで、当然、価値が下がる国債のような債券中心よりもインフレに強い株式に資産を移していく流れは当然のことです。GPIF自体は官僚的な色彩が強い組織なので、頭は固く、リスクのある株式を大きくは購入したくない、株式の将来的な動きはわからないし、失敗責任を取りたくない、というスタンスがはっきり見えます。これに対して政府筋の第3者機関や委員会からは、断続的に株式の比率を高めるように圧力がかかってきています。今回厚生省の諮問機関である社会保障審議会からの草案でも、株式の比率を高めるべき、との意見がでてきたのは大きいと思います。GPIFも完全に外堀を埋められる形で最終的にはGPIFの資産運用においてドラスティックに株式運用の比率を高めることになるでしょう。ただ相場は日々動いていますし、如何にもGPIFの投資方針の変更の動きが遅いことは否めません。おそらく株式市場が相当高くなってからの出動となるのではないでしょうか。