04/04
円とユーロ どっちが安くなる?
ユーロの量的緩和観測で 緩和合戦へ
いきなり出てきたユーロの量的緩和検討発言に為替市場は当惑気味です。今までは円は緩和、ドルは緩和終了、ユーロについては量的緩和はしないので通貨供給量は円、ドルほどには増えていかない、という見方が大勢でした。それがユーロ高を引き起してきた背景でもありました。しかし今回のユーロの量的緩和検討の発言はこの3通貨の構図を変えるかもしれません。というのもユーロに関しては、この量的緩和について、タカ派と思われているドイツのバイトマン中銀総裁も否定していないところです。これではドラギ総裁はじめ、主要メンバーが受け入れれば即座に実行される可能性があります。そうなると円とユーロは実質通貨発行の緩和競争になっていきます。そうなるといったい最も安くなる通貨は円かユーロか判断が難しくなるというわけです。この円、ユーロの緩和競争は今後の為替市場の話題となりそうです。