04/10
ECB 量的緩和政策は難航?
購入すべき資産なし
ユーロ圏のデフレ入りを回避するため、様々な方法がシュミレーションされていますが、最近の話題はECBによる量的緩和政策です、既にいくつかのケースは検討されているということです。しかしどうも根本的な問題があるようです。それは買うべき資産がないという現実です。各国の国債については元々日米と違って発行量が少ないので、ECBがシュミレーションしたとされる1億ユーロの量的緩和、日本円で約140兆円の購入ですが、とてもそんな多額の各国の国債は手当できそうもありません。その上どこの国の国債をどのくらい購入するのかという技術的な問題があります。更に今検討されていると言われる資産担保証券、ABSの購入に関しても深刻な問題があるのです。2013年度の欧州における証券化商品の発行量は835億ユーロで米国の発行量の10分の1にしか過ぎないのです。これでは量的緩和で買うべき資産が見当たりません。ECBの量的緩和政策は詳細に検討されればされるほどその難しさに直面しているようです。