04/16
ロシア 米国債売却続行
4ヶ月連続売却中
ロシアの米国債の売却が続いています。米財務省によると2月のロシアの米国債の保有額は1262億ドルとなり、1月から56億ドル減少しました。4ヶ月連続の減少です。昨年末からウクライナの情勢が悪化して、その頃からロシアによる米国債の売却が目立つようになりました。ルーブルの下落並びにロシアの株式市場の下落と時期が重なります。ロシアとしても資本市場は自由化され欧米資本による通貨や株式市場への揺さぶり、並びに大きな変動があった時に金融的に備えておくという動きと思われます。ロシア当局も欧米との対立による経済的な打撃は避けられないと判断しているようです。15日ロシアのルアノフ財務相は2014年のロシアの経済成長はほとんどゼロとなる可能性がある、と述べました。既に世界銀行など国際的な主要機関からはこのゼロ成長の指摘はありましたが、ロシア当局が認めたのは初めてです。経済的にはロシアの長い冬が続きそうです。