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04/15

米露首脳 ウクライナを巡り電話会談

プーチン大統領の巧みな演出
 ウクライナ情勢が緊迫化して一触即発の危機になっています。ウクライナの大統領代行は政府機関を占拠しているロシア系住民に対して軍を使った強制排除を示唆して、最後通告も行っています。これに対してロシアのプーチン大統領は米国のオバマ大統領と電話会談、流血の事態を避けるべきと進言しています。一連の流れはプーチン大統領の描いたシナリオ通りとも思えます。ロシアはクリミヤを強引に併合しましたが、ウクライナ東部については軍事介入はしたくないと思います。欧米とも全面対決となり、しかも軍事的な衝突を引き起こすことが必至だからです。しかしロシアはウクライナ東部については影響力を保ちたいわけです。その為にはウクライナの連邦制が必要です。ウクライナが地域地域で自治権を持ち、その地域が大きな主権を持つようにすればいいわけです。そうなればウクライナ東部はロシア側につき、ロシアの影響力は保持できます。ですからプーチンはウクライナ東部には軍事介入はしたくないし、今、国境に展開している部隊は圧力をかけるための手段と思います。ウクライナ暫定政府に対して軍を使えばロシアが介入すると脅し、結果的に連邦制が実現できればいいと考えていると思われます。欧米側も軍事的な衝突は避けたいわけで、ロシアの思惑通り、ウクライナは連邦制が敷かれる形となり、且つ、クリミヤはロシア領土とするということで決着するように思います。そうなればロシアのプーチン大統領の思惑通りの結果ということです。KGB出身のプーチンは硬軟使い分けて、目的達成のため実に巧みな戦略を取っていると思います。
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