04/22
オバマ大統領来日 同盟強化アジア重視
TPP合意は見送り?
明日オバマ大統領が3年半ぶりに来日です。今回は対中国を睨んで、アジア地域の同盟強化をうたうことが主目的と思われます。来日に向けて調整が進められていたTPP交渉ですが、どうやら<大筋合意>の明記は見送られる見通しで、協議の進展を強調する表現にとどまりそうな様相です。オバマ政権のアジア重視の方向ははっきりしてきたように思います。米国はシェール革命によって自前でエネルギーが調達できる形となり、中東に深く関与する必要がなくなりました。かわって台頭する中国に対しての備えが重要になってきています。今回、オバマ大統領は日本、韓国、フィリピン、マレーシアと訪問しますが、米国の大統領が訪問するのはマレーシアは48年ぶり、フィリピンは11年ぶりです。今回、日米首脳の共同声明には<力による現状変更は認められない>と明記して尖閣をはじめとする中国の挑発行為をけん制する模様です。昨日、中国当局が商船三井の船を差し押さえしましたが、この日米首脳会談に向けた中国側のけん制行為と思われます。今回の訪問を通して米国が日本をはじめアジア諸国とどれだけ同盟強化を強調できるかが焦点と思います。しかし、やはり気になるのは韓国側が中国に取り込まれつつある現実です。