05/01
ユーロ圏4月消費者物価上昇率0.7%
悩ましいECBの決断
本日ユーロ圏の4月の消費者物価上昇率が発表になりましたが、0.7%の上昇ということで3月の0.5%上昇から若干上向きました。予想は0.7-0.9%の範囲内でしたから概ね予想通りです。これで5月のECB理事会で政策変更が行われるのかどうか悩ましいところです。ECBは消費者物価上昇率の目標を2%としていますが、この数値を大幅に下回る状態が続いています。日本型デフレ突入の懸念が指摘されていますが、ECBはこれを否定しています。しかしながら目標値を下回る消費者物価上昇の低迷が続いているわけで、金利引き下げや日米欧と同じく量的緩和政策の実施や中央銀行に対する預け入れ金利のマイナス金利適用など大胆な政策が論議されていますが、その実行はどれも大きな決断を有します。いったいECBはどのような決断を下すのか、5月も引き続き注目です。