05/19
中国 経済活性化の目玉に長江再開発?
<長江沿いに経済圏を建設しよう>李克強首相
景気減速が懸念される中国経済にとって、今後の発展を主導する何かインパクトのある目玉のような新政策が欲しいところですが、最近になって中国当局から中国の一番の河川である長江(揚子江)の再開発の話が持ち上がってきました。この長江開発関連の本命とみられる重慶の港湾会社が連日株式市場で人気化、ストップ高を続けています。李克強首相が重慶の座談会で<長江という黄金の水道沿いに経済圏を建設しよう、長江デルタと中流域の都市、成都や重慶を結び付け、約6億人の新たな成長の原動力を作り出そう>と呼びかけたというのです。李首相は中国の国会にあたる全人代でも長江経済圏にも言及しています。景気減速が必至とみられる中、中国当局が何か新しいアドバルーンをかちあげたいところでしょうが、果たしてどうなるか? というのも中国経済は投資の行き過ぎで使わない道路や住宅や橋や空港など、無駄な投資に溢れているのが問題です。この状態で新たに巨大プロジェクトの立ち上げを行うことがいいのか、話の威勢はいいですが、足元の問題を片づけることの方が急務と思います。