05/15
<金融政策の効果は限られる>白川前日銀総裁
米大学での講演で本音を語る
もう段々と忘れかけられていた白川前日銀総裁ですが、13日米国のダートマス大学で講演して経済成長を回復するうえでの金融政策の有効性について<かなり限られている>との見解を示しました。白川前総裁は<日本のデフレは批判されるほど有害ではなく、日銀にデフレを解消する力はない>と述べました。もう既に総裁を退官している関係で本音ものぞかせました。白川前総裁は総裁時代を振り返って<政治家が必要な行動を起こさず、日銀を非難しているだけと感じた>ということで<根本的な問題についてもっと話さなければという義務感を感じるようになった>わけですが、それを行うと<金融政策から目をそらした>と批判されたと述べ、総裁時代のジレンマを披露しました。一連の言動をみると、話してはいませんが黒田現総裁の異次元緩和については内心、大きな懸念を抱いているのではないでしょうか。