05/23
泥沼のタイ情勢
先行き見えないクーデター後
<これはクーデターではないと承知している>、米国はタイ軍部が戒厳令を布告した時に、それを容認した代わりに、厳しくクーデターに関しては警告を発していたわけです。ところがタイ軍部はクーデターを敢行して全権を掌握となりました。米国は新政権を許容するかどうか疑問です。問題は選挙を行えば、軍部が排除を目指しているタクシン派が勝利するという構図が変わらないという現実です。民主的に選挙を行えばタクシン派の勝利は動かないわけで、それを無理やりに阻止しようとして軍部の強硬な手段となっています。これでは過半数を超える国民が軍部による暫定政権を支持することはでいないでしょう。今後混乱を嫌って外国企業からの投資も落ち込むと思います。既にタイでは経済悪化の兆候がでてきています。今回のクーデターは行ったものの、先行きは更に不透明になったと思われます。