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08/26

量的緩和に追い込まれるECB

週末発表の8月消費者物価動向に注目
 今週末、ユーロ圏の8月の消費者物価(CPI)が発表になります。現在0.3%と予想されています。ユーロ圏のCPIは目標値は2%です。この水準から遠ざかるばかりでユーロ圏の景気低迷、デフレ化がはっきりしてきました。
 それに追い打ちをかけているのがロシアとの経済制裁合戦です。先日発表になったドイツの4-6月期のGDPはマイナス0.2%となりました。明らかにロシアとの関係悪化がユーロ圏経済に悪影響を与えていますし、この7-9月期は更に悪影響が拡大していく可能性が高いと言えるでしょう。
 ドラギECB総裁は<政策姿勢を一段と調整する用意がある>として今までより一段踏み込んだ表現で量的緩和実行を示唆しました。これを受けて欧州各国の国債は一気に買われ、ドイツ国債2年物、ベルギー国債2年物もマイナス金利となりました。指標となるドイツ国債10年物は0.94%となり、ここ15年間みてももっとも米国債との利回り格差が拡大したのです。
 こうなっては自然に米国債に資金が流入するのも当然です。これだけ世界的に金利が低下すれば株が買われるのも当たり前です。
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