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10/30

財務省<新型窓口国債販売>募集を停止

マイナス金利で募集を断念
 国が借金すると金利がもらえる、という異常事態が続いています。財務省が短期間で満期がくる国債の入札を行うと金利がマイナスになるという異常事態です。
 日銀は年末にかけて、約束しているマネタリーベース拡大を達成しなければなりません。それには国債を市場動向に関わらず買い進めるしかありません。そのため、短期で満期となる国債は品薄になり、ついに金利はマイナス圏に突入、国は借金をすると金利がもらえるという状態にまでなってしまいました。
 これでは常識的には国債を購入する投資家は現れないはずです。このため財務省は個人向けに発行していた<新型窓口販売国債>の募集を停止しました。マイナス金利で購入しても日銀に売却して儲かる機関投資家ならいざ知らず、日銀に売却できない個人投資家ではマイナス金利となれば購入した途端に損が確定します。そのような商品を当局として販売するわけにもいきません。
 日銀の異常な投資行動が完全に市場機能を狂わせています。今後も多くの副作用を生み、やがてその行く末は止めることのできないインフレを引き起こすのは必至でしょう。
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