株式投資による資産運用を朝倉慶とスタッフがアドバイス
アセットマネジメントあさくら

注目ニュース、ホットニュースを朝倉慶が斬る!

11/25

<中央銀行は成長率を恒常的に引き上げることはできない>

バイトマン・ドイツ連銀総裁 量的緩和策を批判
 12月の政策会合では、ECBによる量的緩和政策の断行は必至という見方が広がっています。ドラギECB総裁は<やるべきことを行う>と強い口調で量的緩和政策の断行を示唆しています。
 これを受けて欧州の国債の金利は急低下、スペイン国債はついに2%の大台を割れて1%台に突入したのです。3年前の欧州危機の時は7.7%まで急騰していたことを考えると隔世の感がします。
 一方で、このような安易な金融緩和策に大反対なのが、ドイツやオランダ、ベルギーなど北部欧州です。ドイツのバイトマン連銀総裁は<金融政策は短期の需要に影響を与えられるが、成長率を恒常的に引き上げることはできない>と述べ<生産性を高めるためには構造問題への対応が必要>と述べています
 全くその通りで構造問題に手を付けず、金融緩和だけアクセルを踏めば、いずれ訪れるのはインフレだけです。バイトマン総裁の指摘は正しく、構造問題を封印して金融緩和だけを加速させる日本は止まらないインフレの到来を待つばかりです。
 
朝倉慶が経済をズバリ斬る!月刊レポート&70分熱く語る月刊CDはこちら、ASK1