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ECB 量的緩和政策の具体策策定中

ECBへの出資比率を参考に
 ユーロ圏で量的緩和政策を行う場合、どこの国の国債をどのくらい購入するのか、ということが一番の問題です。仮に発行量に比例させれば、発行量が大きいイタリア、スペインの国債がドイツ国債よりも大量に購入されることとなります。
 それでは借金を膨大に行っている放漫財政の国が結果的に利するわけで、このようなことをドイツをはじめとする北部欧州は懸念するわけです。
 それで新たな妙案が、ECBへの出資比率に基づいて、その国の国債をECBがユーロを印刷して購入するという案です。これですとドイツのECBへの出資比率は18%、フランス14%、イタリア12%、スペイン9%という具合です。この案に基づいて量的緩和政策を実施すれば比較的、反対は少なく済むかもしれません。
 いずれにしても量的緩和政策の実施はドイツをはじめとしてフランス、イタリア、スペインなどの国債を同一化する傾向となり、まるでユーロ共通債のような雰囲気に近付いていくかもしれません。
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