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02/10

国債市場が消えるまで後12年

全ての国債は日銀の金庫へ
 日銀は毎年80兆円の国債を買い増ししています。一方毎年の新規の発行額はこれに及びません。当然、毎年毎年、市中にある国債の残高が減っていきます。ブルームバーグのデータによると今のままのペースで日銀が購入を続けると、毎年52兆円の国債が市中から消えて、日銀の金庫に入ることとなり、その結果として2027年、あと12年で市中にある国債は全て日銀の金庫に入ることになるというのです。
 国債消滅です。
 こう考えると、とても今の買いペースは続けられるわけがありません。いずれ日銀が国債の買い付けペースを落とす時がやってきます。その時は国債の相場は完全に干上がっている状態となり、市場の流動性は全く失われることとなるでしょう。市場参加者が実質日銀一人しかいない状態では、市場は品薄となり少しの買い物、売り物でとんでもない動きをするようになります。
 まさに株式市場の暴落がたった100株の売り物が起こすように、将来、国債の相場はわずか100万円程度の売りものでも暴落を引き起こすことになるでしょう。念願のインフレ目標達成時がいよいよ国債の暴落の鐘が鳴り始める時です。
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